共通テスト志願者確定。

共通テスト志願者確定。49万1913人出願、昨年比約2万人減

12/5、大学入試センターは2024年度(令和6年度)大学入学共通テストの確定志願者数を発表した。志願者数は前年度から2万668人減の49万1,913人。大学入試センターを含め、32年ぶりに50万人を下回った。現高3生の中で共通テストに出願した者の割合である現役志願率は、過去最高の45.2%となった。

年明けの1/13(土)14(日)に実施

共通テスト(正式名称は大学入学共通テスト)の日程は、2024年1月13日(土)、14日(日)の2日間。新型コロナが5類に移行されたため、試験中のマスク着用は不要となった。

確定志願者数

志願者49万1,913人の内訳は、現役生が前年度比1万7,340人減の41万9,533人、既卒生が前年度比3,422人減の6万8,220人、高卒認定等その他の志願者が前年度比94人増の4,160人となっている。

18歳人口減少、共通テスト受験者減少、現役志願率増加

今年の18歳人口は106.3万人で昨年の109.7万人より3.4万人少ない。それに比べると、現役志願者数は1.7万人の減少となっており、18歳人口の減少数3.4万人より少ない。ここ数年は推薦(いわゆる年内入試)で入学を決める受験生も増え、共通テストに出願しない者も増加している。しかし現役志願率が増えているということは、大学進学率(2022年度は56.6%)が確実に上昇していることをうかがわせる。

いよいよ受験シーズン到来!ガンバレ受験生!

毎年ちょうど今頃、期末試験のあたりに入試センターから受験票が届く。進路指導部ではまとめて送られてきた受験票をクラス毎に分けて、出願した生徒全員分があるか、試験会場はどこか等をチェックして各担任に渡している。受け取った3年生はいよいよ大学受験モードに入る。現役生はここから伸びる!といわれるのもうなづける。
これから寒い冬を迎えるが、受験生一人一人が希望の進路実現に向けて最大限頑張れるようただ祈るのみ。